双子座の満月(一般的には射手座の満月)は、別名「キリストの満月」です。この満月の日、キリストはハイラーキーを前にして「仏陀の最後の言葉」を説法することで、智慧の波動を弟子たち、そして人類に伝達する…と言われます。双子座にある「コミュニケーションエナジーが満ちるとき」に、キリストは説法するそうです。この祝祭は約2000年も続いています。(ハイラーキーの出現 下巻)
仏陀とキリストは、双子座の2柱のような存在です。先輩である仏陀の言葉を説法しながら、キリストは何を思うのでしょうか。

ではキリストが毎年、2000年も続けている「仏陀の最後の説法」とは、どのような内容でしょうか?これは秘教本の一冊目である「イニシエーション」の最初に書かれている、仏教では「自灯明」と言われる文章です。
しかし、私は数か月前から、この「自灯明」に違和感を感じたので調べてみると、「自灯明」と共に「法灯明」も仏陀が説いていたことを知り、自灯明と法灯明は二つでワンセットであることがわかりました。
自灯明:自分を拠り所にすること
法灯明:法(真理)を拠り所にすること。
~私がこの世を去ったあと、2つのものを拠り所としなさい。1つは自分自身。もう1つは真理である~

キリストが満月に説く「仏陀の最後の言葉」
......今、あるいは私が死んだ後、自分自身の灯火となりなさい。
自分自身だけを頼りにし
いかなる外部の助けにも頼らず
真理を自分の灯火としなさい。
真理を自分の灯火として堅く守り、 真理だけに救いを求める者は、 自分以外の誰にも助けを求めてはならない。
弟子たちよ、私が伝えた教えのもとに相和し、
お互いを敬い、 争いを起こしてはならない。 共に教えを守り、 学び、励ましあって、 道を共に歩きなさい。
マインドを見守り、悟り、道の果実を獲得しなさい。
この教えに従う者は、たとえ遠く離れていても、私と共にある。
私の終わりはすでに近い。 別離も遠いことではない。 しかし、悲しんではならない。 世は常に無常であり、生まれて死なない者はない。 この無常の法に目覚めなくてはならない。
さぁ、さぁ行こう!
迷いの世界から、悟りの世界へ歩もうではないか!
上記は海外の秘教徒の「仏陀の最後の説法」を翻訳しましたが、日本仏教での「仏陀の最後の説法」を知りたい方は、以下のウェブが参考になるでしょう。
私はこの「最後の説法」を改めて読んで気づきました。2000年のあいだずっと、キリストは人類に語り掛け続け、私達と共にいたのだと。私達の意識を長い年月かけて導き、進化させていたのだと。そう思うと、この満月(5/23)は、キリストに「ありがとう」と伝えながら、大祈願を唱えたくなりました。
<次回へ続く>
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