2025年に至る世界情勢「紛争に情緒的に反応する人々と国」
「光線とイニシエーション」下巻p.317‐333
攻撃的なシオン主義運動のリーダーたちは世界の平和と人類の発展に対して真の危険をはらんでおり、彼らの活動はアメリカの便宜主義的な政策の支持を受け、二次的ではあるが、アメリカの影響のもとでイギリスからも支持されてきた。
国連を平然と無視し、その威信をさげすみ、世界に対するその立場を消極的かつ無力にしてきたのはシオン主義者たちである。国連が創設されて以来、主要な侵略行動を犯してきたのはシオン主義者たちである。彼らは狡猾であるため、国連の承認を得て、国連の当初の「勧告」を命令へと変更させた。
軍事力による力と侵略と領土征服の統治が今日、パレスチナにおいてシオン主義者たちによって行われている。金銭の力による支配権の取得も同様である。
今日の世界は、依然として邪悪な意図と大きな権力を持つ人々と、その犠牲者たちと消極的な反応を示す残りの国に分割させられたままである。
国連には自国や他の国々を自由の側に置くことによって潮流の向きを変えようと試みてきた国は存在しない。自国の運命を統御しようとする啓明されていない人々のグループが存在するだけである。依然として状況への情緒的な反応が見られ、個人と国家による情緒的な利己的利用が見られるだけである。
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