奉仕とは~6月の満月にむけて
- 2025年研究会
- 23 時間前
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6月の満月はキリストの満月であり、彼自身が言語化した「大祈願の日」でもあります。その日にむけて、この新月から世界奉仕者たちの祈願という奉仕が深まっていっています。今朝も3つのグループ瞑想がありました。どれもが愛と智慧が豊かな場でした。
世界奉仕者の特徴である「奉仕」は魂の特徴です。私達は地球への愛を動機として世界各国から自然発生的に集うグループです。ルーシストラスト、秘教本部がシェアした「奉仕」に関する文章が、彼らを理解する手立てとなりますように。

奉仕ーこの言葉を定義することは容易ではない。パーソナリティーの知識という観点からこれを定義しようという試みがあまりにも多く行われてきた。
奉仕は、手短かに言えば、魂との接触がもたらす自然な結果であると定義することができる。魂が物質界において否応なしに用いなければならない道具に魂の生命が流れ込むことができればできるほど、この接触が明確かつしっかりとしているのである。
奉仕は、その魂の性質が人間に関する諸事の世界に表わされることを可能にする方法である。奉仕は特質や演技ではない。それは、人々が行おうと熱心に努力しなければならない活動でもなければ、世界救済の方法でもない。この違いを明確に把握しなければならない。さもないと、人類の進化過程が成功したことを示すこの重要な証拠に対する全体的な態度は間違ったものになるであろう。
奉仕は生命の表われである。それは魂の衝動であり、自己保存や種の繁殖への衝動が動物魂の表われであるように、それは魂の進化的な推進力である。
今述べたことは重要である。このような不十分な表現をしてもよければ、それは魂の本能であり、したがって魂の開花に本来備わっている固有のものである。
それは、欲求が低位性質の顕著な特性であるのと同じように、魂の顕著な特性である。低位性質においてそれがパーソナリティーの欲求であるように、それはグループの欲求である。奉仕はグループの幸福を願う強い衝動である。そのため、外側から働きかけたり、奉仕の理論に基づいたりして、奉仕を熱誠の望ましい証拠であると教えたり押しつけたりできるものではない。
それは単に、魂が外的な顕現において自身を表現し始めたという事実を物質界で示す、最初の真の結果にすぎない。
~アリスベイリー秘教心理学第2巻 159-160頁
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