top of page

2025年🦀蟹座新月によせて

  • 執筆者の写真: 2025年研究会
    2025年研究会
  • 6月25日
  • 読了時間: 5分

今朝のルーシストラスト主催の蟹座の新月瞑想会では「Lightー光とは?」がテーマでした。参加者とのディスカッションで「光とは、共同体で貫かれる真理、善意や愛に基づいた信念、ポリシー、そしてプログラム」と語った言葉に「!!(イルミネーション)」を感じました。


ルーシストラストが主宰するアーケインスクールのポリシーは「瞑想と学習、そして奉仕のバランスよい実践」です。これはスクールのプログラムを貫く変わらぬ信念であり、創始者のアリスベイリーから始まったポリシーです。アーケインスクールの生徒として一日も忘れたことのないルールであり、大切な信念です。


私が提供してきたエソテリック東京の朗読読書会は、「学習、自由意志で瞑想と奉仕」だったので、残念ながらこのポリシーは活かされていませんでした。なので、いったん読書会ベースのエソテリック東京を閉じることを決めたのです。


共同体の中心に光(ポリシーや信念)があると、組織体は安定するーという感覚はアーケインスクールの生徒として実感しています。「光」を理解する、よい具体例だと思います。




話を戻すと、なぜ蟹座の新月瞑想会で「光」がテーマだったのか?

それは蟹座のキーノート(基調)が…


「私は光の灯された家を建て、そこに住む」


ladislav záborský
ladislav záborský

この探求には様々な意識レベルでの相違があります。


物質的な意識では、それこそ「家のインターネット環境を整える」かもしれません。実際に私は来月新居に引っ越すため、一番最初にすべきことがインターネット(光)回線を引くことでした。そして意識を拡大すれば、この惑星地球という人類の家も、インターネットでつながって情報が共有されています。その恩恵を受けとることで、人類の意識は国境を越えて「自分の信念」でつながりあうことを可能にしています。光は「関係性をつなぐ」役割もあることをインターネットは思いださせます。


そして非物質的な意識では、家は「松果体」を象徴しており、それは「あたまの中心であり、蓮華が咲く場所」です。この松果体を活性化させることで生じる「光」の探求が、弟子の訓練の一つであることはよく知られています。実際に松果体を活性化させる準備段階として必要なのは、7つのチャクラ(センター)の活性化とつながりを作ることです。これもインターネットに似ています。


松果体
松果体

この二つの意識レベルに分かれた「家にある光」を集約すると、家を整えることで光を輝かせるーのが、この蟹座の時期のテーマとなるでしょう。蟹座は「物質」であり「大衆」を表現する星座ですから、肉体、家(自宅)、共同体である社会や国家、地球…さまざまなレベルで受けとれる現象化した「家」です。


蟹座の「🦀カニ」に意識をむければ、堅い甲羅(家)を背負っている生物ですが、人間もまた松果体を内包した固い脳を背負って生きている生物とも言えるでしょう。ちなみに天体としての蟹座の中心には「蜂の巣星団」と言われるプレセペ星団があり、古代から知られていました。そしてラテン語では「飼い葉桶」を意味する「プレセペ」という名前で呼ばれています。


うん?飼い葉桶?どこかで聞いたことありませんか?キリストが生まれてすぐに寝かされた飼い葉桶です。


蟹座が「子宮」と言われるのも納得です。子宮のなかに飼い葉桶があり、そこにキリスト意識が眠っている。そして、それは堅い甲羅で守られているーという象徴が、天の蟹座が伝える真理であり、宇宙を貫くポリシーであり、人類進化のプログラムなのでしょう。


ladislav záborský
ladislav záborský

物質的に自宅のインターネット環境に満足している方は(笑)、ぜひ非物質的に自分の「家」を活性化させることに、この一か月は意識をむけてみてもよいでしょう。蟹座は「水」のエレメントでもあるので、この活性化も多様な「家」で表現できます。


<肉体という家>➡基礎体力づくり➡身体を動かす➡水をたくさん飲む。

<松果体という家>➡チャクラをつなげる➡身体エネルギーを水のように流し、頭頂部から噴水のように噴出させることで松果体も活性化。

<共同体という家>➡リアルで会うことで感情(水)を共有➡グループ瞑想➡つながりを深める。


共同体もまた地球に現れる一つの「家」です。意識が広まれば、自分の家は限りなく大きく、そして人類全体が「家族」に思える人もいるでしょう。私自身は物質も物質、自宅のインターネット環境を整えることから始めますが…(笑)


iris sullivan
iris sullivan

そして「宇宙の七光線」の視点で。


蟹座は「第3光線」を伝導します。この第3光線を蟹座の視点で解説すると「人類が成長して繁栄するために必要な栄養分を識別する知性」です。つまり第3光線は母性的ですが、日本人がもっている母性のイメージとは違うかもしれません。でも、識別する知性がある母親は無敵ですよね。そんな母親が役割としても社会で尊重されるなら、社会はもっと安心安全な場になると思います。


くわえて蟹座は「第7光線」も伝導します。そのエネルギーには「育ったものや創造されたアイデアを組織化してグラウンディングさせること。すべての人のニーズを満たすように…」という願望があるので、ここにも母性を感じます。家族の日常を秩序をもって運営する役割を担うことは、家族に、社会に安定をもたらします。


このように蟹座的な視点で第3光線や第7光線を理解すると、母親という役割がどれだけ社会に、国に、地球にとって大切かーと思うのです。そしてそれは性別としての女性だけに押し付けられるものではなく、第3と第7を併せ持つ人が自由意志を持って選択できる役割であることが、新しい時代の光(ポリシー)になればーと願っています。


プレセペ星団
プレセペ星団

最後に…ウエサク祭、そしてキリストの満月、夏至と季節は流れ、弟子は蟹座の季節に辿り着きます。私としては「やれやれ、ようやく終わった。のんびりしよう」と思う季節がこの蟹座の時期。肉体が転生する初めの扉が蟹座にあるーと言われるので、弟子にとってはお正月みたいな。(笑)


だから全体的なエネルギーとしては「優しく思いやりを自分に、そして周りにも」というのが良い塩梅でしょう。豊かな夏を迎えるためにも、優しさをたっぷりと。





































Comentários


新着記事をメールでお届け

ご登録ありがとうございました

bottom of page